風のガーデン 第一話 「スノードロップ」
2008年 10月 10日
このドラマの放送を待たずして緒形拳さんが亡くなられたのは、一視聴者でしかない私でも相当なショックでした。
緒形さんといえば、私の記憶の中で一番古いのは「鬼畜」。
そして廓の映画が好きだった私としては「陽暉楼」の緒形さんも記憶に残っている。
晩年は優しく温かい雰囲気をかもし出すような俳優さんで、昔の面影とは違ってきていたけど、それもまたいい味で好きな俳優さんだったのに・・・。
残念でたまりません。
亡くなったというニュースの数日前にこのドラマのクランクアップ会見でブラウン管越しにお目にかかったというのに・・・。
でも、このお仕事を最後の打ち上げまできちんとやり遂げて旅立っていかれたというのは、ご本人も納得の人生だったのではないでしょうか?
私だけでなく、このドラマをご覧になったほとんどの方が同じような感じだったのではないかと思うのですが、画面に緒形さんが登場したところで涙がつーっと流れてしまいまして・・・、いろんな想いを抱えたまま初回を拝見致しました。
倉本聰さんの富良野三部作、「北の国から」「優しい時間」に続く最終章。
テーマは「生と死」。
どんな想いで緒形さんが演じていらっしゃったかと思うと、またこみ上げるものがあるわけですが・・・。
初回なのでほとんど人物紹介的な感じでした。
東京の有名医大病院の麻酔科准教授・貞美(中井貴一)は姉の冬美(木内みどり)の家を訪ねた際に妻・冴子の七回忌について聞かされるわけよ。
貞美は父で訪問医の貞三(緒形拳)に勘当されて以来、故郷の富良野には帰ってなくて、娘のルイ(黒木メイサ)や息子の岳(神木隆之介)とも全く会っていない。
冴子が残した「風のガーデン」という名のブリティッシュガーデンを貞三・ルイ・岳の三人が守っていること、ルイがよさこいソーラン祭りに出ること、知的障害のある岳が貞三の作ったインチキな花言葉を全部覚えている事を聞かされた貞美。
そんな貞美はすい臓がんに侵された二神(奥田瑛二)という患者の麻酔を頼まれるんだけど、この二神という男が何やら怪しい株取引をしてるみたいでね~。
結局、オペはしたものの転移が見られたため、ガンの切除は出来ずに閉じたらしい。
この二神という男がどう関わってくるんだろう?
そして、そんな貞美自身がすい臓がんに侵されているらしい。
自分でエコーで調べるあたりは、医者ならではのせつなさがあったなぁ。
この病気をきっかけに貞美は家族との再生を考え始めるようですが・・・。
驚いたのは平原綾香の演技。
こんな芝居の出来る人たちの中に入れられて可哀想に・・・と思ってたんですが、意外と自然な演技と台詞回しでビックリしちゃったよ。
そしてエンディングに流れる平原綾香の歌が、心に染み入る感じでたまりませんわ。(´Д⊂グスン
ルイは不倫をしているみたいだし、貞美は茜(平原綾香)という若い恋人がいるみたいだし、岳には障害が・・・。
それぞれの人間模様と家族のあり方、生きることと死ぬ事。
いろいろ考えさせられそうなドラマです。
緒形さんといえば、私の記憶の中で一番古いのは「鬼畜」。
そして廓の映画が好きだった私としては「陽暉楼」の緒形さんも記憶に残っている。
晩年は優しく温かい雰囲気をかもし出すような俳優さんで、昔の面影とは違ってきていたけど、それもまたいい味で好きな俳優さんだったのに・・・。
残念でたまりません。
亡くなったというニュースの数日前にこのドラマのクランクアップ会見でブラウン管越しにお目にかかったというのに・・・。
でも、このお仕事を最後の打ち上げまできちんとやり遂げて旅立っていかれたというのは、ご本人も納得の人生だったのではないでしょうか?
私だけでなく、このドラマをご覧になったほとんどの方が同じような感じだったのではないかと思うのですが、画面に緒形さんが登場したところで涙がつーっと流れてしまいまして・・・、いろんな想いを抱えたまま初回を拝見致しました。
倉本聰さんの富良野三部作、「北の国から」「優しい時間」に続く最終章。
テーマは「生と死」。
どんな想いで緒形さんが演じていらっしゃったかと思うと、またこみ上げるものがあるわけですが・・・。
初回なのでほとんど人物紹介的な感じでした。
東京の有名医大病院の麻酔科准教授・貞美(中井貴一)は姉の冬美(木内みどり)の家を訪ねた際に妻・冴子の七回忌について聞かされるわけよ。
貞美は父で訪問医の貞三(緒形拳)に勘当されて以来、故郷の富良野には帰ってなくて、娘のルイ(黒木メイサ)や息子の岳(神木隆之介)とも全く会っていない。
冴子が残した「風のガーデン」という名のブリティッシュガーデンを貞三・ルイ・岳の三人が守っていること、ルイがよさこいソーラン祭りに出ること、知的障害のある岳が貞三の作ったインチキな花言葉を全部覚えている事を聞かされた貞美。
そんな貞美はすい臓がんに侵された二神(奥田瑛二)という患者の麻酔を頼まれるんだけど、この二神という男が何やら怪しい株取引をしてるみたいでね~。
結局、オペはしたものの転移が見られたため、ガンの切除は出来ずに閉じたらしい。
この二神という男がどう関わってくるんだろう?
そして、そんな貞美自身がすい臓がんに侵されているらしい。
自分でエコーで調べるあたりは、医者ならではのせつなさがあったなぁ。
この病気をきっかけに貞美は家族との再生を考え始めるようですが・・・。
驚いたのは平原綾香の演技。
こんな芝居の出来る人たちの中に入れられて可哀想に・・・と思ってたんですが、意外と自然な演技と台詞回しでビックリしちゃったよ。
そしてエンディングに流れる平原綾香の歌が、心に染み入る感じでたまりませんわ。(´Д⊂グスン
ルイは不倫をしているみたいだし、貞美は茜(平原綾香)という若い恋人がいるみたいだし、岳には障害が・・・。
それぞれの人間模様と家族のあり方、生きることと死ぬ事。
いろいろ考えさせられそうなドラマです。
by cafe-nyoropon | 2008-10-10 14:27 | 2008年10月クール