ホカベン 2 「親子を救うたった一つの法律」
2008年 04月 24日
何だかショッキングだったわ・・・。
初回の流れで池上(阪田マサノブ)が娘・真希(石井萌々果)に性的虐待をしているのはわかってはいたけど、それを灯(上戸彩)が知る経緯が何ともショッキングだった。
真希を預かった灯が母親・美代子(かとうかず子)と口論になってしまうんだけど、その口論を部屋で聞いてた真希ちゃんは父親が母親・享子(富田靖子)に暴力をふるっている場面を思い出しちゃうのよね。
それで部屋に入ってきた灯の手を取って、そっと自分の足の間へ滑らせるんだけど、その時真希ちゃんが言った言葉が「いいよ、触っても・・・。」なんだよ。(´Д⊂グスン
「ママとケンカした後、パパいつも触るの。そしたらパパ喜んで、ママの事ぶたなくなるの。」
真希ちゃんはそれがどういうことなのか、意味もわからず、ただそうしていればママを守れるからされるがままにしていたんだよなぁ。
もしも、こんな事を幼い女の子から聞かされたら、灯みたいにまず抱きしめるしかないだろう。
年は違えど、同じ女として許せないし腹立たしい。
だけど、何よりそんな事をされていた目の前の女の子を抱きしめたくなると思う。
だから、灯が涙を浮かべて抱きしめたシーンでは、じーんとしちゃったよ。
夫の性的虐待を供述すれば、享子は情状酌量の余地があり執行猶予がつくだろう。
しかし供述すれば、我が子がどんな目に遭っていたかを世間に知られて真希が苦しむ事になる。
母親として、そんな可哀想なことはできない。
うん・・・これも母親の気持ち、わかるなぁ・・・って思った。
示談に持ち込もうと相手の弁護士にかけ合っても、「供述できるはずがない」と笑い飛ばされ、困った灯は杉崎(北村一輝)に相談。
「法律は武器だって言ったろ?使えばどうだ?お前も・・・。使えば楽勝だよ!」という杉崎の言葉を聞いて、灯は自分がどう法律を武器にすべきか考えたんだろうね。
「私をクビにしてください。」と言い出した時に、弁護人という立場をおりて、証言台に立つつもりだな・・・って事は読めたけど、その通りの展開でも十分見ごたえあったわ。
灯の後を引き継いだ杉崎が、示談にはしないと相手の弁護士に言い放ったところもかっこよかったわ~♪
でも、杉崎さん、どちらかというと弁護士というよりどこぞの組員ぽいよね。(^▽^;)
公判では灯が証人となって現れ、真希を泊めた夜の出来事を証言。
それを聞いていた享子が「私がすべて話します。」と、自分の口から事実を話す流れに・・・。
灯が話したところで、真希に性的虐待が行われた事実を世間から隠す事は出来なかったわけだけど、それで享子が自分の口から事実を話す覚悟が出来て、納得の上で立ち向かったのは良かったのかもしれない。
それだけの勇気を出した人を守るだけの法律はあったみたいだし・・・。
享子と真希は名前を変えて、新たな人生を踏み出す事が許された。
執行猶予はついたし、池上も離婚に応じ、親権は享子に渡すみたいだから、どこかでひっそり暮らしていれば、世間の人の記憶からはいつか消えていく事件のひとつになっていくんだろう。
ただ、当事者は名前や住むところを変えたからといって、すぐにこの恐怖から逃れられるわけでもないんだろうなぁ。
なんか、真面目に考えさせられちゃったよ。
それにしても法廷での杉崎先生、身振り手振りが田村正和っぽかったよね。(笑)
初回の流れで池上(阪田マサノブ)が娘・真希(石井萌々果)に性的虐待をしているのはわかってはいたけど、それを灯(上戸彩)が知る経緯が何ともショッキングだった。
真希を預かった灯が母親・美代子(かとうかず子)と口論になってしまうんだけど、その口論を部屋で聞いてた真希ちゃんは父親が母親・享子(富田靖子)に暴力をふるっている場面を思い出しちゃうのよね。
それで部屋に入ってきた灯の手を取って、そっと自分の足の間へ滑らせるんだけど、その時真希ちゃんが言った言葉が「いいよ、触っても・・・。」なんだよ。(´Д⊂グスン
「ママとケンカした後、パパいつも触るの。そしたらパパ喜んで、ママの事ぶたなくなるの。」
真希ちゃんはそれがどういうことなのか、意味もわからず、ただそうしていればママを守れるからされるがままにしていたんだよなぁ。
もしも、こんな事を幼い女の子から聞かされたら、灯みたいにまず抱きしめるしかないだろう。
年は違えど、同じ女として許せないし腹立たしい。
だけど、何よりそんな事をされていた目の前の女の子を抱きしめたくなると思う。
だから、灯が涙を浮かべて抱きしめたシーンでは、じーんとしちゃったよ。
夫の性的虐待を供述すれば、享子は情状酌量の余地があり執行猶予がつくだろう。
しかし供述すれば、我が子がどんな目に遭っていたかを世間に知られて真希が苦しむ事になる。
母親として、そんな可哀想なことはできない。
うん・・・これも母親の気持ち、わかるなぁ・・・って思った。
示談に持ち込もうと相手の弁護士にかけ合っても、「供述できるはずがない」と笑い飛ばされ、困った灯は杉崎(北村一輝)に相談。
「法律は武器だって言ったろ?使えばどうだ?お前も・・・。使えば楽勝だよ!」という杉崎の言葉を聞いて、灯は自分がどう法律を武器にすべきか考えたんだろうね。
「私をクビにしてください。」と言い出した時に、弁護人という立場をおりて、証言台に立つつもりだな・・・って事は読めたけど、その通りの展開でも十分見ごたえあったわ。
灯の後を引き継いだ杉崎が、示談にはしないと相手の弁護士に言い放ったところもかっこよかったわ~♪
でも、杉崎さん、どちらかというと弁護士というよりどこぞの組員ぽいよね。(^▽^;)
公判では灯が証人となって現れ、真希を泊めた夜の出来事を証言。
それを聞いていた享子が「私がすべて話します。」と、自分の口から事実を話す流れに・・・。
灯が話したところで、真希に性的虐待が行われた事実を世間から隠す事は出来なかったわけだけど、それで享子が自分の口から事実を話す覚悟が出来て、納得の上で立ち向かったのは良かったのかもしれない。
それだけの勇気を出した人を守るだけの法律はあったみたいだし・・・。
享子と真希は名前を変えて、新たな人生を踏み出す事が許された。
執行猶予はついたし、池上も離婚に応じ、親権は享子に渡すみたいだから、どこかでひっそり暮らしていれば、世間の人の記憶からはいつか消えていく事件のひとつになっていくんだろう。
ただ、当事者は名前や住むところを変えたからといって、すぐにこの恐怖から逃れられるわけでもないんだろうなぁ。
なんか、真面目に考えさせられちゃったよ。
それにしても法廷での杉崎先生、身振り手振りが田村正和っぽかったよね。(笑)
by cafe-nyoropon | 2008-04-24 12:26 | 2008年4月クール