ハゲタカ 第1回 「日本を買い叩け!」
2007年 02月 19日
いやぁ、面白かった!
NHKのドラマって派手さはないんだけど、中身勝負な感じがしてちゃんと見せてくれるんだよね。
1998年、ニューヨークのホライズン・インベストメント・ワークスの敏腕ファンドマネージャー・鷲津(大森南朗)が「日本を買い叩け」という会社の指示で帰国。
その鷲津の最初の仕事が、かつて勤めていて2年で辞めた三葉銀行相手のバルクセール。
バルクセールとは何ぞや?とチンプンカンプンな私でも、ちゃんとわかるように説明してくれましたわ。
銀行の抱える不良債権のまとめ売り・・・それがバルクセールなのね。
そこで三葉銀行側のエリートバンカーとして登場するのが芝野(柴田恭平)。
芝野は鷲津の元上司なんですが、鷲津は銀行にいた頃、融資を断った相手が自殺したという耐え難い過去があるらしく、その時芝野がどんな言葉をかけたのかも気になるところなんですわ。
鷲津がこれだけ非情なファンドマネージャーになったのも、きっとその自殺問題がきっかけなんだろうし・・・。
さらに、その自殺した人物の娘・三島由香(栗山千明)がテレビ局の経済担当記者になっていたりで、そこらへんの関わり方も面白そう。
さて、バルクセールですが、こんなんでいいの?ってな買い叩き方でしたね。
53件の不良債権のうち、値段がついたのが13件、他は1円での買い取りって・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
1円っすよ!
チロルチョコすら買えませんよ!(^▽^;)
銀行側の希望額のわずか9.1%である93億で買い取ると涼しい顔で告げる鷲津。
こんな無謀な話をスムーズに進めるため、前もって三葉の重鎮役員・飯島(中尾彬)を抱き込んでるあたりも手馴れてるし・・・。
老舗旅館「西乃屋」の債権を手に入れた鷲津は、西乃屋の社長・西野(宇崎竜童)に毎月決められた額を返済するか、全額返済するか?と迫り、どちらも無理だと判断すると183億の債権をチャラにする代わりに西乃屋を手放せと言い放つわけよ。
それでも先代からの旅館を守りたいと泣きつく西野に、鷲津は「2億用意すれば旅館だけはくれてやる。ただし、2週間以内に・・・。」と、これまた情け容赦ない言葉を残して去ってしまうわけだ。
追い詰められた西野が、自販機の小銭をかき集めてる姿を見てたら悲しくなっちゃった。
そんな小銭集めたってどうしようもないのに・・・。
それを見て、ただ泣くしかない妻・史子(永島暎子)もせつない。
金策がうまくいくはずもなく、生気を失ってホライズン社を訪れた西野の姿が哀れでね~。
ポケットから有り金全部出して土下座するんだけど、そんな人を前にしても顔色ひとつ変えず「2週間の約束を過ぎてたんで、他のファンドに売った」と言っちゃう鷲津の冷酷さが恐い。
「あなたにあの旅館の経営は荷が重すぎたんです。」
ボロボロになってホライズン社を後にする西野。
「お前に任せればよかったかな?」と、息子・治(松田龍平)宛てのメッセージを留守電に残し、失意のまま車にはねられ死んでしまうんですわ。
このドラマ、全6話なんだけどその6話分の予告をすべて見せちゃうんですよね。
でも、それが「もっと見たい」「先が知りたい」と思わせる予告になってて、正直「やられた!」って思っちゃいました。
うーん、早く2話が見たい!o(^o^)o ワクワク
松田龍平さんって、何となく映画の人ってイメージがあったし、弟の翔太君より顔つきが恐い(失礼)ので、私の中では何となく「食わず嫌い」的な扱いだったんですが、お父様の雰囲気をより受け継いでるのは龍平さんの方ですね。
鷲津のせいで旅館と父親を一気に失った治のこれからにも注目です!
NHKのドラマって派手さはないんだけど、中身勝負な感じがしてちゃんと見せてくれるんだよね。
1998年、ニューヨークのホライズン・インベストメント・ワークスの敏腕ファンドマネージャー・鷲津(大森南朗)が「日本を買い叩け」という会社の指示で帰国。
その鷲津の最初の仕事が、かつて勤めていて2年で辞めた三葉銀行相手のバルクセール。
バルクセールとは何ぞや?とチンプンカンプンな私でも、ちゃんとわかるように説明してくれましたわ。
銀行の抱える不良債権のまとめ売り・・・それがバルクセールなのね。
そこで三葉銀行側のエリートバンカーとして登場するのが芝野(柴田恭平)。
芝野は鷲津の元上司なんですが、鷲津は銀行にいた頃、融資を断った相手が自殺したという耐え難い過去があるらしく、その時芝野がどんな言葉をかけたのかも気になるところなんですわ。
鷲津がこれだけ非情なファンドマネージャーになったのも、きっとその自殺問題がきっかけなんだろうし・・・。
さらに、その自殺した人物の娘・三島由香(栗山千明)がテレビ局の経済担当記者になっていたりで、そこらへんの関わり方も面白そう。
さて、バルクセールですが、こんなんでいいの?ってな買い叩き方でしたね。
53件の不良債権のうち、値段がついたのが13件、他は1円での買い取りって・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
1円っすよ!
チロルチョコすら買えませんよ!(^▽^;)
銀行側の希望額のわずか9.1%である93億で買い取ると涼しい顔で告げる鷲津。
こんな無謀な話をスムーズに進めるため、前もって三葉の重鎮役員・飯島(中尾彬)を抱き込んでるあたりも手馴れてるし・・・。
老舗旅館「西乃屋」の債権を手に入れた鷲津は、西乃屋の社長・西野(宇崎竜童)に毎月決められた額を返済するか、全額返済するか?と迫り、どちらも無理だと判断すると183億の債権をチャラにする代わりに西乃屋を手放せと言い放つわけよ。
それでも先代からの旅館を守りたいと泣きつく西野に、鷲津は「2億用意すれば旅館だけはくれてやる。ただし、2週間以内に・・・。」と、これまた情け容赦ない言葉を残して去ってしまうわけだ。
追い詰められた西野が、自販機の小銭をかき集めてる姿を見てたら悲しくなっちゃった。
そんな小銭集めたってどうしようもないのに・・・。
それを見て、ただ泣くしかない妻・史子(永島暎子)もせつない。
金策がうまくいくはずもなく、生気を失ってホライズン社を訪れた西野の姿が哀れでね~。
ポケットから有り金全部出して土下座するんだけど、そんな人を前にしても顔色ひとつ変えず「2週間の約束を過ぎてたんで、他のファンドに売った」と言っちゃう鷲津の冷酷さが恐い。
「あなたにあの旅館の経営は荷が重すぎたんです。」
ボロボロになってホライズン社を後にする西野。
「お前に任せればよかったかな?」と、息子・治(松田龍平)宛てのメッセージを留守電に残し、失意のまま車にはねられ死んでしまうんですわ。
このドラマ、全6話なんだけどその6話分の予告をすべて見せちゃうんですよね。
でも、それが「もっと見たい」「先が知りたい」と思わせる予告になってて、正直「やられた!」って思っちゃいました。
うーん、早く2話が見たい!o(^o^)o ワクワク
松田龍平さんって、何となく映画の人ってイメージがあったし、弟の翔太君より顔つきが恐い(失礼)ので、私の中では何となく「食わず嫌い」的な扱いだったんですが、お父様の雰囲気をより受け継いでるのは龍平さんの方ですね。
鷲津のせいで旅館と父親を一気に失った治のこれからにも注目です!
by cafe-nyoropon | 2007-02-19 12:55 | 2007年1月クール