嫌われ松子の一生 終章 「天上のしあわせ」
2006年 12月 22日
最後の最後までついてなかった松子(内山理名)の一生。
でも、この松子という人物はそれでも不幸せだとは思ってなかったんだろうなぁ・・・と思わせる締めくくりだった。
刑務所の洋一(要潤)と出会った赤木(北村一輝)は、「許されないものを許すのが神の愛だ」と諭す。
「あなたには希望がある。待つ人がいる。違いますか?」
その相手に何もできないと言う洋一に、「あなたが彼女の帰る場所になる」と赤木。
そうなんだよ、それが松子の望む事なんだよ。
なのになぁ、それに気付いても刑務所の中ではどうしようもない。
赤木との出会いで洋一が変わっていくというのも、神様のお導きでしょうかね?
不思議なめぐり合わせだこと・・・。
松子を襲ったのは予告でも、今回本編を見ても、てっきりあの家庭学校の子たちだと思っちゃいましたよ。(^▽^;)
覚せい剤の後遺症で苦しむようになった松子は病院でめぐみ(小池栄子)と遭遇。
逃げる松子を追いかけためぐみは、河原で自分の名刺を渡し「出来る事があれば、連絡してきて」と言う。
松子、嬉しかったんだろうなぁ。
洋一は刑務所、家庭学校にも後遺症のために行けなくなって、付き合う相手が誰もいなかったところに、めぐみが現れてこんな自分を見捨てもせず名刺を渡してくれた。
河原に落とした名刺を探しに行った所で、家庭学校の子たちが現れて・・・殴る蹴るされるのかと思いきや、「松子先生でしょ?」とこれまた薄汚い松子を毛嫌いもせず、一緒に名刺を探してくれちゃうわけよ。
なんだ~、いい子たちじゃん!
疑ってごめんよ。<(_ _)>
結局は、名刺を探した帰り道で外国人の窃盗団に遭遇し襲われた時の怪我が元で死んでしまったってわけなのね。
めぐみと再会した事で、やる気を出してたとこだったのに・・・。
「片付けなきゃ・・・、お風呂にも入って髪も染めなきゃ・・・。」と思ってたのに、殴る蹴るされたお腹が痛くて「明日にしよう」と布団に横になって、そのまま・・・。
最後の最後まで洋一を待ちながら死んでいった松子。
遺品には洋一にプレゼントした時計と、家族や洋一名義の通帳。
自分のことより人のこと・・・そういう一生だったのかな?
洋一は生まれ変わったら必ず松子と出会って幸せにしたいと思ってくれた。
そう思ってくれたときには松子がこの世にいないんだよなぁ。
これをどう受け止めるべきか・・・。
笙(小柳友)の子供を妊娠した明日香(鈴木えみ)。
洋一の子を流産した松子が「望まれずに生まれてくる子はいない」とめぐみに言ったという話を聞いて、産む決意をしたんだろうな。
明日香の場合は笙も「幸せにする」と誓ってくれたわけで、松子とは逆の人生になりそうで良かった。
そう導いたのがめぐみというのも、ええ話だしね。
最後は、ほんの少しだけ最初が違っていたら、松子の一生はすべていい方向へ転がったのかもしれないと思わせるような終わり方だった。
ついてない一生だったけど、すべての人に見放されたわけではなかった。
家庭学校の子供たち、シスター(りりィ)、めぐみ、洋一、そして赤木もかな?
松子を愛した人たちもいたんだよね。
そういうところが救いだったのかもしれない。
さすがに内山理名ちゃんがどれだけ老けメイクしたところで、大して老けてなかったのはちょっと残念だったけど、その分ビックリするほど老けた表情を見せてくれたのが松子の母・チヨ(根岸季衣)。
一瞬だったけど、「うわ!」と思うほどの老け顔を見せてくださって、女優魂感じちゃいました。
でも、この松子という人物はそれでも不幸せだとは思ってなかったんだろうなぁ・・・と思わせる締めくくりだった。
刑務所の洋一(要潤)と出会った赤木(北村一輝)は、「許されないものを許すのが神の愛だ」と諭す。
「あなたには希望がある。待つ人がいる。違いますか?」
その相手に何もできないと言う洋一に、「あなたが彼女の帰る場所になる」と赤木。
そうなんだよ、それが松子の望む事なんだよ。
なのになぁ、それに気付いても刑務所の中ではどうしようもない。
赤木との出会いで洋一が変わっていくというのも、神様のお導きでしょうかね?
不思議なめぐり合わせだこと・・・。
松子を襲ったのは予告でも、今回本編を見ても、てっきりあの家庭学校の子たちだと思っちゃいましたよ。(^▽^;)
覚せい剤の後遺症で苦しむようになった松子は病院でめぐみ(小池栄子)と遭遇。
逃げる松子を追いかけためぐみは、河原で自分の名刺を渡し「出来る事があれば、連絡してきて」と言う。
松子、嬉しかったんだろうなぁ。
洋一は刑務所、家庭学校にも後遺症のために行けなくなって、付き合う相手が誰もいなかったところに、めぐみが現れてこんな自分を見捨てもせず名刺を渡してくれた。
河原に落とした名刺を探しに行った所で、家庭学校の子たちが現れて・・・殴る蹴るされるのかと思いきや、「松子先生でしょ?」とこれまた薄汚い松子を毛嫌いもせず、一緒に名刺を探してくれちゃうわけよ。
なんだ~、いい子たちじゃん!
疑ってごめんよ。<(_ _)>
結局は、名刺を探した帰り道で外国人の窃盗団に遭遇し襲われた時の怪我が元で死んでしまったってわけなのね。
めぐみと再会した事で、やる気を出してたとこだったのに・・・。
「片付けなきゃ・・・、お風呂にも入って髪も染めなきゃ・・・。」と思ってたのに、殴る蹴るされたお腹が痛くて「明日にしよう」と布団に横になって、そのまま・・・。
最後の最後まで洋一を待ちながら死んでいった松子。
遺品には洋一にプレゼントした時計と、家族や洋一名義の通帳。
自分のことより人のこと・・・そういう一生だったのかな?
洋一は生まれ変わったら必ず松子と出会って幸せにしたいと思ってくれた。
そう思ってくれたときには松子がこの世にいないんだよなぁ。
これをどう受け止めるべきか・・・。
笙(小柳友)の子供を妊娠した明日香(鈴木えみ)。
洋一の子を流産した松子が「望まれずに生まれてくる子はいない」とめぐみに言ったという話を聞いて、産む決意をしたんだろうな。
明日香の場合は笙も「幸せにする」と誓ってくれたわけで、松子とは逆の人生になりそうで良かった。
そう導いたのがめぐみというのも、ええ話だしね。
最後は、ほんの少しだけ最初が違っていたら、松子の一生はすべていい方向へ転がったのかもしれないと思わせるような終わり方だった。
ついてない一生だったけど、すべての人に見放されたわけではなかった。
家庭学校の子供たち、シスター(りりィ)、めぐみ、洋一、そして赤木もかな?
松子を愛した人たちもいたんだよね。
そういうところが救いだったのかもしれない。
さすがに内山理名ちゃんがどれだけ老けメイクしたところで、大して老けてなかったのはちょっと残念だったけど、その分ビックリするほど老けた表情を見せてくれたのが松子の母・チヨ(根岸季衣)。
一瞬だったけど、「うわ!」と思うほどの老け顔を見せてくださって、女優魂感じちゃいました。
by cafe-nyoropon | 2006-12-22 12:16 | 2006年10月クール



