冒頭で孫悟空（香取慎吾）と沙悟浄（内村光良）が、「お前にお前って呼ばれたくないんだよ」「お前お前」「お前お前お前」的な言い合いは、記憶違いでなければ「東京ラブストーリー」のカンチとリカがやってたような・・・。
脚本が同じ人だし、遊んでみたんだろうか？

今回は温泉宿の三姉妹と旅のご一行様。
三姉妹の二女・春麗（酒井若菜）に恋をした猪八戒（伊藤敦史）、ところがこの三姉妹は妖泉大王（及川光博）に石にされた母を助けたくて、大王の指示に従い三蔵法師（深津絵里）を差し出そうと企てていた。
ご一行様に出された食事に毒（？）が入ってて、まずは三蔵法師が「うっ！」と倒れ、続々と「うっ！」と言って倒れていくところはバカバカしくて笑っちゃったよ。

途中、春麗に嘘をつかれてめげる猪八戒に「男だったら好きな女を守ってやれよ」と悟空が言い放ったり、メッセージ的なものも感じられるんだけど、そこだけ熱く語られてもなぁ・・・って感じがする。
妖泉大王の目を見たら石にされるからって、目隠しして戦う悟空たち。
目隠ししてもカッコよく戦えるのならいいんだけど、じぇんじぇん戦えてないし・・・。（笑）
で、三蔵法師が「右」とか「左」とか言ってサポートしてるんだけど、悟空の時には「上です！」と言って下を狙われてるし・・・。
「間違いました」って、可愛いぞ！＞深津っちゃん
灯りを消せば条件は同じとか、最後は猪八戒の鼻がきいて妖泉大王を仕留めるとか、納得するも何もそうだと言われたらそうなんでしょうってな雰囲気だけど、クスッと笑ってさらっと見るにはこれで良いのでしょう。
子供は結構楽しんで見てるみたいだし・・・。