優しい時間 第9回 「傷痕」
2005年 03月 11日
キョンキョンが実にキョンキョンらしいナースぶりだった。
リストカットをした梓(長澤まさみ)が運ばれた病院のナースなんだけど、彼女自身も過去にリストカットの経験があるという人物。
「そんなとこ切ったって死ねないわよ。死ぬならここ切んなさい!」と、自分の手首の傷を見せる。
たぶん・・・いや経験がないから想像の世界でしかないんだけど、自分の傷より人の傷の方が見ていて痛みを感じるのかもしれない。
こういう人と出会った事で、梓の気持ちにも変化があったのかも・・・。
勇吉(寺尾聰)があのペンダントをつけてきてくれたのも、梓にとっては嬉しかっただろうなぁ。
あれを身に付けてくれる事が、自分を受け入れてくれる事にも思えたのかも・・・。
そして意外だったのが美可子(清水美砂)。
彼女はどこから梓が入院している事や入院先の病院を知ったんだろうか?
勇吉と一緒に来たわけでもなさそうだし・・・。
でも、美可子が梓のお見舞いに持ってきたバングルはよかったなぁ。
「包帯取れたらこれやんなさい。ちょっとした傷なんか隠れちゃうわよ。」
美可子なりの気遣いを感じた。
そういう気遣いが梓の負担にならないように、いつも通りのちょっと天然っぽいままでさらっと渡して・・・。
うーん、美可子を見直した瞬間だった。
だからかなぁ、退院した梓が一番に向ったのは美可子のところだったよね。
銀細工を教わりに行ったんだけど、梓にもそうやって打ち込めるものが出来れば違ってくると思う。
拓郎(二宮和也)は陶芸、梓は銀細工・・・同じように何かを作り出す事に没頭すれば、何かしら共感したりする部分が出てくるかもしれないし。
家庭教師の堂本(徳重聡)、拓郎を訪ねてくれて良かったわ。
彼が皆空窯に行って、拓郎がそこにいる事を勇吉から聞いたと言ってくれた事や、拓郎の高校時代の事を勇吉が聞いてきたという事を拓郎に聞かせる事で、少なくとも自分の事を知りたがっているって事がわかるもの。
拒絶されたままなら、きっと知ろうともしないだろう事を父親が知りたがっている。
これだけで今の拓郎には十分だったと思うけど、オブジェの中に隠された富良野神社のお守りがね~。(涙)
最初は梓からだと勘違いして、久々に彼女に電話をして会うことになったんだけど、その会話の中でお守りを置いていったのは梓ではない事に気付き・・・。
何だろう?
お守りが会った事で、ずっと会わずにいた梓に会えて、梓も嬉しかったと思うし、その事でお守りが勇吉からである事を気付き、父親の温かみに触れる事が出来て・・・。
すごい、このお守りの持つ意味は大きかったんじゃないかしら?
自分の腕に傷をつけた事を悔やんでいる梓に、拓郎が自分の腕の刺青を見せたのもぐっと来た。
しかし、予告では拓郎がその刺青を焼印で焼き消そうとしてなかったかい?(・・;)
傷を消すのが傷ではいけない気がするんだけど。
リストカットをした梓(長澤まさみ)が運ばれた病院のナースなんだけど、彼女自身も過去にリストカットの経験があるという人物。
「そんなとこ切ったって死ねないわよ。死ぬならここ切んなさい!」と、自分の手首の傷を見せる。
たぶん・・・いや経験がないから想像の世界でしかないんだけど、自分の傷より人の傷の方が見ていて痛みを感じるのかもしれない。
こういう人と出会った事で、梓の気持ちにも変化があったのかも・・・。
勇吉(寺尾聰)があのペンダントをつけてきてくれたのも、梓にとっては嬉しかっただろうなぁ。
あれを身に付けてくれる事が、自分を受け入れてくれる事にも思えたのかも・・・。
そして意外だったのが美可子(清水美砂)。
彼女はどこから梓が入院している事や入院先の病院を知ったんだろうか?
勇吉と一緒に来たわけでもなさそうだし・・・。
でも、美可子が梓のお見舞いに持ってきたバングルはよかったなぁ。
「包帯取れたらこれやんなさい。ちょっとした傷なんか隠れちゃうわよ。」
美可子なりの気遣いを感じた。
そういう気遣いが梓の負担にならないように、いつも通りのちょっと天然っぽいままでさらっと渡して・・・。
うーん、美可子を見直した瞬間だった。
だからかなぁ、退院した梓が一番に向ったのは美可子のところだったよね。
銀細工を教わりに行ったんだけど、梓にもそうやって打ち込めるものが出来れば違ってくると思う。
拓郎(二宮和也)は陶芸、梓は銀細工・・・同じように何かを作り出す事に没頭すれば、何かしら共感したりする部分が出てくるかもしれないし。
家庭教師の堂本(徳重聡)、拓郎を訪ねてくれて良かったわ。
彼が皆空窯に行って、拓郎がそこにいる事を勇吉から聞いたと言ってくれた事や、拓郎の高校時代の事を勇吉が聞いてきたという事を拓郎に聞かせる事で、少なくとも自分の事を知りたがっているって事がわかるもの。
拒絶されたままなら、きっと知ろうともしないだろう事を父親が知りたがっている。
これだけで今の拓郎には十分だったと思うけど、オブジェの中に隠された富良野神社のお守りがね~。(涙)
最初は梓からだと勘違いして、久々に彼女に電話をして会うことになったんだけど、その会話の中でお守りを置いていったのは梓ではない事に気付き・・・。
何だろう?
お守りが会った事で、ずっと会わずにいた梓に会えて、梓も嬉しかったと思うし、その事でお守りが勇吉からである事を気付き、父親の温かみに触れる事が出来て・・・。
すごい、このお守りの持つ意味は大きかったんじゃないかしら?
自分の腕に傷をつけた事を悔やんでいる梓に、拓郎が自分の腕の刺青を見せたのもぐっと来た。
しかし、予告では拓郎がその刺青を焼印で焼き消そうとしてなかったかい?(・・;)
傷を消すのが傷ではいけない気がするんだけど。
by cafe-nyoropon | 2005-03-11 14:25 | 2005年1月クール