3年B組金八先生 第18回 「しゅうに迫る悪魔の影」
2005年 02月 25日
まず、始まり方がショッキングだった。
今回のラストだろうな・・・ってところを最初に見せてしまう。
きっと悲しい事になるんだな・・・と最初に覚悟させられる。
廊下に集まっている3B、表情を失った金八先生(武田鉄矢)。
そして、時間が巻き戻る。
久々にヤヨ(岩田さゆり)と崇史(鮎川太陽)が登校し、全員が揃った3B。
崇史が登校してきたのを知った時の、しゅうの嬉しそうな顔がまぶしかった。
ドラッグも苦労してやめていたと思ったのに・・・。
光代(萩尾みどり)も、しゅうがクスリをやめられそうな気がしてたんだろう。
油断もあったのかもしれない。
禁断症状の幻覚や幻聴の恐ろしさ。
よく「虫を見る」とか「殺せ!」という囁きが聞こえるとか、「殺すぞ!」という声に怯えるとか・・・話だけは聞くけれど、やはり体験の無い者には想像の域を越えることはないわけで。
こうやってドラマで幻覚や幻聴を疑似体験して、ちょっとだけその怖さを知った気がした。
無数の虫が這いずり回っているのが見えるなんて、耐えられそうもない。
金八先生もちょっとずつしゅうのおかしな行動に気付いてはいたみたいだけど、しゅうがごまかすのを信じてしまうし・・・。
いや、信じたかったんだろうな、先生も。
そして舞子(黒川智花)もしゅうを信じたかった。
心配してしゅうの家まで舞子が来た時、「注射の痕見ちゃったの。もう、やめて!」と言う舞子に「やめたんだ」と言って腕を見せる。
しゅうに抱きしめられて、体でしゅうも耐えて頑張っているんだというのを感じて・・・。
舞子も信じたかったし、きっとしゅうなら大丈夫と思ってしまったんだろう。
ただ、禁断症状と戦いつつ必死でクスリをやめようとしている真っ只中のしゅうが、この時の舞子に追いつめられた気にならなかったかと、ちょっと心配にもなった。
もちろん、舞子は心の底からしゅうを心配してたんだけど・・・。
今さらって気もするけど、やはり光代が自己判断でしゅうのクスリが抜けるのを待とうとした事が間違ってたな・・・。
そんな簡単なもんじゃなかったんだと思う。
崇史がしゅうの家で受験勉強、そして崇史を家まで送った帰り道、金八に勉強を教えてもらおうと先生の家の前で待つしゅう。
ところが、金八が帰って来た時に幻覚で大量の虫を見てしまい、思わず走り去ってしまう。
そしてゲーセンへ・・・。
相変わらず聞こえる「殺すぞ!」という幻聴、そして妙な行動をとるしゅうをシャブ中だと見抜き、つけ込む悪い奴らがクスリをちらつかせる。
目の前に再び現れた悪魔の白い粉。
飛びつきたい気持ちとともに、脳裏に浮かぶのは金八の顔、光代の顔、舞子、崇史・・・。
ここらへんで泣けてきた。
しゅうが必死に耐えているのに、何故に神様ではなく悪魔が微笑むのだろう。
禁断症状で勉強も進まない、クスリがあれば寝ずに勉強できる、受験が出来る、崇史と同じ高校へ行ける、高校へ行ったら・・・そこでクスリをやめればいい。
はぁ・・・そんな簡単なものでない事は、しゅうが一番わかっているはずなのに誘惑を断ち切れない。
最初の一回がなかったら、こんなに苦しむ事もなかったのに・・・。
しゅうに暴力をふるっていた光代だって、今は優しいお母さんでいてくれるのに・・・。
何でこの子はこんなにも苦しい人生を歩んでいるんだろう。
そういう危険なクスリだとわかっていて手を出した彼がいけないのはわかっているけど、所謂興味本位で安易に手を出したようなケースではなく、あまりにも悲しい事がしゅうの身の上に降りかかりすぎて、クスリが彼の逃げ場になってしまったのが・・・辛い。
再びクスリに手を出したしゅうは、教室で盗みをはたらく。
金八は何か知ってそうな舞子を問いただし、しゅうがクスリをやっている事を聞く。
桜中学には警察もやって来て・・・。
金八は教室の生徒達を廊下に出し、教室で眠り込んでいるしゅうの腕の包帯をはずす。
真新しい注射の痕。
愕然とする金八先生。
そして冒頭のシーンへ・・・。
自分の生徒がドラッグにおかされていた悲しみ。
せっかく板橋先生(木野花)がやって来て、薬物について生徒たちに話をしようとしていた矢先だったのに・・・。
しゅう・・・受験どころの話ではなくなってしまったね。
ドラマの中の話なんだけど、この気持ちを1週間ひきずったままでいなきゃいけないと思うと、すごく苦しい。
今回のラストだろうな・・・ってところを最初に見せてしまう。
きっと悲しい事になるんだな・・・と最初に覚悟させられる。
廊下に集まっている3B、表情を失った金八先生(武田鉄矢)。
そして、時間が巻き戻る。
久々にヤヨ(岩田さゆり)と崇史(鮎川太陽)が登校し、全員が揃った3B。
崇史が登校してきたのを知った時の、しゅうの嬉しそうな顔がまぶしかった。
ドラッグも苦労してやめていたと思ったのに・・・。
光代(萩尾みどり)も、しゅうがクスリをやめられそうな気がしてたんだろう。
油断もあったのかもしれない。
禁断症状の幻覚や幻聴の恐ろしさ。
よく「虫を見る」とか「殺せ!」という囁きが聞こえるとか、「殺すぞ!」という声に怯えるとか・・・話だけは聞くけれど、やはり体験の無い者には想像の域を越えることはないわけで。
こうやってドラマで幻覚や幻聴を疑似体験して、ちょっとだけその怖さを知った気がした。
無数の虫が這いずり回っているのが見えるなんて、耐えられそうもない。
金八先生もちょっとずつしゅうのおかしな行動に気付いてはいたみたいだけど、しゅうがごまかすのを信じてしまうし・・・。
いや、信じたかったんだろうな、先生も。
そして舞子(黒川智花)もしゅうを信じたかった。
心配してしゅうの家まで舞子が来た時、「注射の痕見ちゃったの。もう、やめて!」と言う舞子に「やめたんだ」と言って腕を見せる。
しゅうに抱きしめられて、体でしゅうも耐えて頑張っているんだというのを感じて・・・。
舞子も信じたかったし、きっとしゅうなら大丈夫と思ってしまったんだろう。
ただ、禁断症状と戦いつつ必死でクスリをやめようとしている真っ只中のしゅうが、この時の舞子に追いつめられた気にならなかったかと、ちょっと心配にもなった。
もちろん、舞子は心の底からしゅうを心配してたんだけど・・・。
今さらって気もするけど、やはり光代が自己判断でしゅうのクスリが抜けるのを待とうとした事が間違ってたな・・・。
そんな簡単なもんじゃなかったんだと思う。
崇史がしゅうの家で受験勉強、そして崇史を家まで送った帰り道、金八に勉強を教えてもらおうと先生の家の前で待つしゅう。
ところが、金八が帰って来た時に幻覚で大量の虫を見てしまい、思わず走り去ってしまう。
そしてゲーセンへ・・・。
相変わらず聞こえる「殺すぞ!」という幻聴、そして妙な行動をとるしゅうをシャブ中だと見抜き、つけ込む悪い奴らがクスリをちらつかせる。
目の前に再び現れた悪魔の白い粉。
飛びつきたい気持ちとともに、脳裏に浮かぶのは金八の顔、光代の顔、舞子、崇史・・・。
ここらへんで泣けてきた。
しゅうが必死に耐えているのに、何故に神様ではなく悪魔が微笑むのだろう。
禁断症状で勉強も進まない、クスリがあれば寝ずに勉強できる、受験が出来る、崇史と同じ高校へ行ける、高校へ行ったら・・・そこでクスリをやめればいい。
はぁ・・・そんな簡単なものでない事は、しゅうが一番わかっているはずなのに誘惑を断ち切れない。
最初の一回がなかったら、こんなに苦しむ事もなかったのに・・・。
しゅうに暴力をふるっていた光代だって、今は優しいお母さんでいてくれるのに・・・。
何でこの子はこんなにも苦しい人生を歩んでいるんだろう。
そういう危険なクスリだとわかっていて手を出した彼がいけないのはわかっているけど、所謂興味本位で安易に手を出したようなケースではなく、あまりにも悲しい事がしゅうの身の上に降りかかりすぎて、クスリが彼の逃げ場になってしまったのが・・・辛い。
再びクスリに手を出したしゅうは、教室で盗みをはたらく。
金八は何か知ってそうな舞子を問いただし、しゅうがクスリをやっている事を聞く。
桜中学には警察もやって来て・・・。
金八は教室の生徒達を廊下に出し、教室で眠り込んでいるしゅうの腕の包帯をはずす。
真新しい注射の痕。
愕然とする金八先生。
そして冒頭のシーンへ・・・。
自分の生徒がドラッグにおかされていた悲しみ。
せっかく板橋先生(木野花)がやって来て、薬物について生徒たちに話をしようとしていた矢先だったのに・・・。
しゅう・・・受験どころの話ではなくなってしまったね。
ドラマの中の話なんだけど、この気持ちを1週間ひきずったままでいなきゃいけないと思うと、すごく苦しい。
by cafe-nyoropon | 2005-02-25 23:48 | 2005年1月クール



