3年B組金八先生 第16回 「中3は巣立ちの時だぞ!!」
2005年 02月 13日
しゅう(八乙女光)の母・光代(萩尾みどり)が戻って来たのは幻覚だと思っていたんだけど、本当だったのね。
虐待を繰り返していた頃の光代とは一変して、優しい母の顔を見せる光代。
元々はこんなお母さんだったわけだけど、いろいろな出来事があってあんな風に変わってしまっていたと思うと辛くなる。
しゅうに進学させたくて、金八先生(武田鉄矢)にも話を聞きにいって、光代もこれから今までを取り戻すように母親らしい事をしようとした矢先・・・極端に食欲のない息子、そして震える指先を見て、すぐにハッとした。
自分が覚せい剤を隠したカーテンの裏を探す・・・。ない・・・。
息子が覚せい剤に手を出した事に勘付く母親。
想像しただけでも胸が張り裂けそうだった。
父親を散々苦しめた覚せい剤に今度は息子が手を出した。
自分が息子を追い詰めたと思うだろうなぁ。
部屋を探しても覚せい剤は見つからない。
そこで光代はしゅうをおつかいに出して、その間に息子の鞄を調べると・・・あっさり見つかる覚せい剤。
その覚せい剤に手が触れた時の光代の表情が・・・「やっぱり」という気持ちと「どうして」という気持ちと「落胆」と・・・。
何とも言えず哀しそうで苦しそうで辛そうな表情に泣けてしまった。
そこへ異変を感じたしゅうが戻って来て、母は覚せい剤を捨てようとし、息子は捨てられまいとし・・・二人とも必死でもがく姿が痛々しかった。
それでも最後は光代がクスリをトイレに流したけど、予告でしゅうをベッドに縛り付けてクスリを抜こうとしてるのがまた痛々しかった。
自分のせいだと強く感じたから、光代は自分の手でしゅうを立ち直らせようとしたんだろう。
だけど、薬物依存はやはり専門的なところで対処してもらわないと、自己流の対処法では危険すぎる。
光代の気持ちはわかるけど、人に相談する勇気を持って欲しい。
とりあえずあの家にはもうクスリはないんだろうけど、これからのしゅうと光代の戦いの方が厳しいものがあるんだろうな。
どんどん重い展開になっていくようで、見ている方も辛いんだけど・・・。
一方でヤヨ(岩田さゆり)はよかったね。
就職をするはずだったヤヨが「みんなと一緒」と拘っていたのは、みんなと一緒に高校へ行きたいというよりは、むしろみんなと同じように悩んだり苦しんだりして進路を見つけたかったんだという自立の光。
お母さんの早く就職して自立してほしいという願いも、ヤヨの希望をかなえてやりたいと思う3Bのクラスメイトの気持ちもよかった。
そしてヤヨは青木さん(加藤隆之)の紹介で、お菓子屋さんでの体験労働。
子供の頃からお菓子作りが好きだったヤヨにとって、楽しい職場だと最高だよね。
ヤヨを心配して覗きに来た3Bの生徒達に目線だけは配ったものの、ちゃんと仕事に集中しているヤヨを見て、受験を控えた生徒達も触発されたようで。
ヤヨのことがいい意味で刺激になったのも喜ぶべきことだろう。
それにしても、心配なのはしゅう。
金八先生には母親が戻って来たからといって、安心しないでほしいんだけど・・・。
虐待を繰り返していた頃の光代とは一変して、優しい母の顔を見せる光代。
元々はこんなお母さんだったわけだけど、いろいろな出来事があってあんな風に変わってしまっていたと思うと辛くなる。
しゅうに進学させたくて、金八先生(武田鉄矢)にも話を聞きにいって、光代もこれから今までを取り戻すように母親らしい事をしようとした矢先・・・極端に食欲のない息子、そして震える指先を見て、すぐにハッとした。
自分が覚せい剤を隠したカーテンの裏を探す・・・。ない・・・。
息子が覚せい剤に手を出した事に勘付く母親。
想像しただけでも胸が張り裂けそうだった。
父親を散々苦しめた覚せい剤に今度は息子が手を出した。
自分が息子を追い詰めたと思うだろうなぁ。
部屋を探しても覚せい剤は見つからない。
そこで光代はしゅうをおつかいに出して、その間に息子の鞄を調べると・・・あっさり見つかる覚せい剤。
その覚せい剤に手が触れた時の光代の表情が・・・「やっぱり」という気持ちと「どうして」という気持ちと「落胆」と・・・。
何とも言えず哀しそうで苦しそうで辛そうな表情に泣けてしまった。
そこへ異変を感じたしゅうが戻って来て、母は覚せい剤を捨てようとし、息子は捨てられまいとし・・・二人とも必死でもがく姿が痛々しかった。
それでも最後は光代がクスリをトイレに流したけど、予告でしゅうをベッドに縛り付けてクスリを抜こうとしてるのがまた痛々しかった。
自分のせいだと強く感じたから、光代は自分の手でしゅうを立ち直らせようとしたんだろう。
だけど、薬物依存はやはり専門的なところで対処してもらわないと、自己流の対処法では危険すぎる。
光代の気持ちはわかるけど、人に相談する勇気を持って欲しい。
とりあえずあの家にはもうクスリはないんだろうけど、これからのしゅうと光代の戦いの方が厳しいものがあるんだろうな。
どんどん重い展開になっていくようで、見ている方も辛いんだけど・・・。
一方でヤヨ(岩田さゆり)はよかったね。
就職をするはずだったヤヨが「みんなと一緒」と拘っていたのは、みんなと一緒に高校へ行きたいというよりは、むしろみんなと同じように悩んだり苦しんだりして進路を見つけたかったんだという自立の光。
お母さんの早く就職して自立してほしいという願いも、ヤヨの希望をかなえてやりたいと思う3Bのクラスメイトの気持ちもよかった。
そしてヤヨは青木さん(加藤隆之)の紹介で、お菓子屋さんでの体験労働。
子供の頃からお菓子作りが好きだったヤヨにとって、楽しい職場だと最高だよね。
ヤヨを心配して覗きに来た3Bの生徒達に目線だけは配ったものの、ちゃんと仕事に集中しているヤヨを見て、受験を控えた生徒達も触発されたようで。
ヤヨのことがいい意味で刺激になったのも喜ぶべきことだろう。
それにしても、心配なのはしゅう。
金八先生には母親が戻って来たからといって、安心しないでほしいんだけど・・・。
by cafe-nyoropon | 2005-02-13 22:39 | 2005年1月クール