87%ー私の5年生存率- 第1回 「明日を生きる!乳がんと闘う物語」
2005年 01月 13日
いやぁ、いろいろ考えさせられた。
最近、乳がん増えてるっていうし、身近にも乳がんで手術をした人がいたりするので、ドラマなんだけど「ドラマの中の話」と割り切って観る事はできなかったなぁ。
生保レディとして頑張ってるシングルマザーの晶子(夏川結衣)が、会社の健康診断で乳がん検診を受け、再検査の通知をもらってしまう。
そして、再検査・・・。
あの針生検ってーのは、見ているだけで指先から力が抜けちゃったよ。
淡々と様々な検査をしていく黒木先生(本木雅弘)と、戸惑いを隠せずに先生の言うがままになってる晶子。
きっと、こんなもんなんだろうなぁ。
それにしても、まだ乳がんかどうかはっきりしない段階での二人のやり取りには考えさせられた。
「もし乳がんだったら、おっぱいとか切っちゃうんですか?」という晶子に、これまた淡々と「もし乳がんだったら、まず命の心配をしましょう。」と返す黒木先生。
その黒木先生の言葉を聞いて、ハッとしちゃったよ。
そうだ・・・おっぱいもだけど、命が大事だったんだ・・・って。
乳がんは決して女性だけの病気じゃないと言うけれど、やっぱその患者の多くは女性なわけで、まず「私のおっぱいはどうなっちゃうの?」って思う気持ちもよくわかる。
何でだろう?命あってこそのおっぱいなのに、「乳がん」と告げられたらまずおっぱいの心配。
普段、そう大切にしてるわけでもないのに、失くすかも・・と思うと命より大切なものに感じてしまう。
女性の象徴みたいなもんだからかしら・・・。
再検査後、結果が出るまでの5日間というのも落ち着かないわよね~。
「もし乳がんだったら・・・」という思いと、「まさか自分は・・・ないよね」という気持ちが行ったり来たりするのだろう。
そんな5日間を過ごした後、やっと告げられる診断結果は・・・「早期の乳がん」。
乳がんだと医師にはっきり告げられた時点で、その後の先生の話が耳に入らない様子・・・これまたこうなっちゃうんだろうなぁ・・・って思ったよ。
頭、真っ白!とはこの事だよね。
一度に術前検査とか手術とか言われても、混乱しちゃった頭には先生の言葉なんか入ってこないって!
診断結果が本当に正しいのか知りたくて、いくつかの病院を回ったものの結局結果は同じで、「ステージ1の乳がん」。
そして、その5年生存率が「87%」。
この数字、「乳がんなんて私には関係ないわ」と思ってみれば意外と高いパーセンテージのようだけど、実際に「あなたは乳がんです。5年生存率は87%です。」と言われたとしたら、どうだろう?
やっぱ晶子と同じように欠けた部分の13%の事を考えてしまうと思う。
ましてや晶子はシングルマザー、経済状態だって良いとは言えない。
入院して手術するとして、子供は?お金は?・・・と不安になるばかりで、頼る人もいない。
そんな晶子が、どう病気と闘っていくのか。
新婚で奥さんを乳がんで亡くしたという過去を持つ黒木先生と、早期といえども乳がんと告知されて動揺する晶子の係わり合いも見どころでしょう。
登場人物も普通~でいい感じ。
それにしても大谷直子さんって、最近こんな感じの役が多いよね。(^^;
最近、乳がん増えてるっていうし、身近にも乳がんで手術をした人がいたりするので、ドラマなんだけど「ドラマの中の話」と割り切って観る事はできなかったなぁ。
生保レディとして頑張ってるシングルマザーの晶子(夏川結衣)が、会社の健康診断で乳がん検診を受け、再検査の通知をもらってしまう。
そして、再検査・・・。
あの針生検ってーのは、見ているだけで指先から力が抜けちゃったよ。
淡々と様々な検査をしていく黒木先生(本木雅弘)と、戸惑いを隠せずに先生の言うがままになってる晶子。
きっと、こんなもんなんだろうなぁ。
それにしても、まだ乳がんかどうかはっきりしない段階での二人のやり取りには考えさせられた。
「もし乳がんだったら、おっぱいとか切っちゃうんですか?」という晶子に、これまた淡々と「もし乳がんだったら、まず命の心配をしましょう。」と返す黒木先生。
その黒木先生の言葉を聞いて、ハッとしちゃったよ。
そうだ・・・おっぱいもだけど、命が大事だったんだ・・・って。
乳がんは決して女性だけの病気じゃないと言うけれど、やっぱその患者の多くは女性なわけで、まず「私のおっぱいはどうなっちゃうの?」って思う気持ちもよくわかる。
何でだろう?命あってこそのおっぱいなのに、「乳がん」と告げられたらまずおっぱいの心配。
普段、そう大切にしてるわけでもないのに、失くすかも・・と思うと命より大切なものに感じてしまう。
女性の象徴みたいなもんだからかしら・・・。
再検査後、結果が出るまでの5日間というのも落ち着かないわよね~。
「もし乳がんだったら・・・」という思いと、「まさか自分は・・・ないよね」という気持ちが行ったり来たりするのだろう。
そんな5日間を過ごした後、やっと告げられる診断結果は・・・「早期の乳がん」。
乳がんだと医師にはっきり告げられた時点で、その後の先生の話が耳に入らない様子・・・これまたこうなっちゃうんだろうなぁ・・・って思ったよ。
頭、真っ白!とはこの事だよね。
一度に術前検査とか手術とか言われても、混乱しちゃった頭には先生の言葉なんか入ってこないって!
診断結果が本当に正しいのか知りたくて、いくつかの病院を回ったものの結局結果は同じで、「ステージ1の乳がん」。
そして、その5年生存率が「87%」。
この数字、「乳がんなんて私には関係ないわ」と思ってみれば意外と高いパーセンテージのようだけど、実際に「あなたは乳がんです。5年生存率は87%です。」と言われたとしたら、どうだろう?
やっぱ晶子と同じように欠けた部分の13%の事を考えてしまうと思う。
ましてや晶子はシングルマザー、経済状態だって良いとは言えない。
入院して手術するとして、子供は?お金は?・・・と不安になるばかりで、頼る人もいない。
そんな晶子が、どう病気と闘っていくのか。
新婚で奥さんを乳がんで亡くしたという過去を持つ黒木先生と、早期といえども乳がんと告知されて動揺する晶子の係わり合いも見どころでしょう。
登場人物も普通~でいい感じ。
それにしても大谷直子さんって、最近こんな感じの役が多いよね。(^^;
by cafe-nyoropon | 2005-01-13 00:01 | 2005年1月クール