ラストプレゼント 第9回
2004年 09月 01日
本当に4人で暮らしててビックリ!
でも、明日香(天海祐希)と一緒に暮らしているというだけで、歩(福田麻由子)が明るいんだよね。(涙)
そんな幸せそうな歩の顔を見つめながらの、明日香の「死にたくない」という心の声が辛かった。
明日香の誕生日にみんなで海に行こうという計画が持ち上がっても、自分が死んだ後、歩が海へ行く度に自分を思い出すと思うと、素直に「うん」と返事が出来ない明日香。
自分が死ぬ事よりも、周りの人の事を考えるものなのかもしれないね。
特に子供がいると、どうしても・・・。
そしていよいよ澤口(升毅)に入院を迫られる明日香。
9月15日が明日香の誕生日だと聞き、それまでに倒れなければという条件付で16日まで入院を待つという澤口に、明日香はひとつお願いがあると言う。
さて、このお願いというのがはっきり「コレだ!」とは示されなかったんだけど、私の印象としては明日香は自分が自分の意思で動けるうちに、お世話になった澤口先生にお礼をしたかったのでは?と思ったんだけど。
レストランの食事に誘って、他愛もない話をして・・・。
その話の中で、今までに誰かと料理をシェアした事がないという澤口が、明日香の頼んだメニューを「美味しいですよ、どうぞ」と勧められた事で、料理を分け合う事の楽しさ、何かを誰かと分かち合う事の嬉しさをしみじみ感じて、「これからは(シェアできるように)人と違うものをオーダーします。」と言ったこと。
それに対して目を潤ませながら「そうして下さいね」と明日香。
明日香は澤口に何かお礼がしたくて食事に誘った。
だけど、その中で澤口は人と分かち合う事の喜びを知る事が出来た。
明日香は自分がそれを澤口に気付かせてあげられたことが、何より嬉しかったのではないかしら?
だからこそ「生きていた意味が増えたような気がします。」という言葉に繋がったのでは?
自分が誰かに何かをしてあげられる時間は、もうほとんどないに等しい。
そんな中で、自分がした事で誰かが何かを感じてくれた・・・それは明日香からのプレゼントであり、また明日香もその喜びをプレゼントしてもらえた気持ちになるのかも。
「お願いって何ですか?」と気にする澤口に、「もう、きいて頂きました。」と答える明日香は実に満足そうだったよね。
来実(須藤理彩)に対しても、わざと厳しい言葉を投げかけて、その中で来実が一人立ち出来るきっかけを掴むのを願ってたんだろうね。
蓮太郎(要潤)にも病気であること、治らない事を打ち明け、「プロポーズしてくれて嬉しかった。」と去っていくし、有里(永作博美)にも「楽しかったぁ。あなたのおかげ、ありがとね。」でしょ?
明日香が準備してるのがわかるわけよ。
自分の最期が近付くのを察して、明日香らしくみんなにお別れしてるんだよね。(・・,)グスン
そんな準備は・・・辛いなぁ。
すべてを把握している有里が、誕生日には海に行こうと・・・。
来年、再来年に海を見て自分を思い出される事に躊躇している明日香に、「今さらどんな気を遣われたって、聡さん(佐々木蔵之介)も私も歩ちゃんも思い出すんです!」と涙ながらに訴える有里に涙・・・涙・・・。
4人暮らしの最後の食事当番で、明日香が母親の「ごっちゃり鍋」を歩に作ってあげたのだって、自分で「最後」と決めた食事当番で伝えられる母親の味なんだよなぁ。
そんなこととは知らずに、明日香と一緒に料理したりご飯を食べたりするのを楽しんでいる歩を見ていると、涙が止まらなかったよ~。
これから実家へ戻って、今度は清孝(平泉成)たちに自分なりのお別れをするつもりなんだろう。
明日香が一番苦しいのに、そんな顔を見せずに、ただひたすらに残される人たちの事を思って、今自分にできる事をしてあげている姿にじ~んとする。
明日香がみんなに書いていた手紙・・・歩にだけは、なかなか中身が書けずにいたのもせつなかった。
有里が聡に明日香の病気の事を話すみたいだったけど、それを聞かされたら聡はどんな行動に出るのかな?
これだけ人に気を遣っている明日香だもの。
最後はみんなに囲まれて・・・だけど決して湿っぽくなく、幸せな中で「あぁ、幸せな人生だったなぁ。いい人たちに囲まれていたんだなぁ。」と実感しながら、できれば眠るように旅立ってほしい。(涙)
でも、明日香(天海祐希)と一緒に暮らしているというだけで、歩(福田麻由子)が明るいんだよね。(涙)
そんな幸せそうな歩の顔を見つめながらの、明日香の「死にたくない」という心の声が辛かった。
明日香の誕生日にみんなで海に行こうという計画が持ち上がっても、自分が死んだ後、歩が海へ行く度に自分を思い出すと思うと、素直に「うん」と返事が出来ない明日香。
自分が死ぬ事よりも、周りの人の事を考えるものなのかもしれないね。
特に子供がいると、どうしても・・・。
そしていよいよ澤口(升毅)に入院を迫られる明日香。
9月15日が明日香の誕生日だと聞き、それまでに倒れなければという条件付で16日まで入院を待つという澤口に、明日香はひとつお願いがあると言う。
さて、このお願いというのがはっきり「コレだ!」とは示されなかったんだけど、私の印象としては明日香は自分が自分の意思で動けるうちに、お世話になった澤口先生にお礼をしたかったのでは?と思ったんだけど。
レストランの食事に誘って、他愛もない話をして・・・。
その話の中で、今までに誰かと料理をシェアした事がないという澤口が、明日香の頼んだメニューを「美味しいですよ、どうぞ」と勧められた事で、料理を分け合う事の楽しさ、何かを誰かと分かち合う事の嬉しさをしみじみ感じて、「これからは(シェアできるように)人と違うものをオーダーします。」と言ったこと。
それに対して目を潤ませながら「そうして下さいね」と明日香。
明日香は澤口に何かお礼がしたくて食事に誘った。
だけど、その中で澤口は人と分かち合う事の喜びを知る事が出来た。
明日香は自分がそれを澤口に気付かせてあげられたことが、何より嬉しかったのではないかしら?
だからこそ「生きていた意味が増えたような気がします。」という言葉に繋がったのでは?
自分が誰かに何かをしてあげられる時間は、もうほとんどないに等しい。
そんな中で、自分がした事で誰かが何かを感じてくれた・・・それは明日香からのプレゼントであり、また明日香もその喜びをプレゼントしてもらえた気持ちになるのかも。
「お願いって何ですか?」と気にする澤口に、「もう、きいて頂きました。」と答える明日香は実に満足そうだったよね。
来実(須藤理彩)に対しても、わざと厳しい言葉を投げかけて、その中で来実が一人立ち出来るきっかけを掴むのを願ってたんだろうね。
蓮太郎(要潤)にも病気であること、治らない事を打ち明け、「プロポーズしてくれて嬉しかった。」と去っていくし、有里(永作博美)にも「楽しかったぁ。あなたのおかげ、ありがとね。」でしょ?
明日香が準備してるのがわかるわけよ。
自分の最期が近付くのを察して、明日香らしくみんなにお別れしてるんだよね。(・・,)グスン
そんな準備は・・・辛いなぁ。
すべてを把握している有里が、誕生日には海に行こうと・・・。
来年、再来年に海を見て自分を思い出される事に躊躇している明日香に、「今さらどんな気を遣われたって、聡さん(佐々木蔵之介)も私も歩ちゃんも思い出すんです!」と涙ながらに訴える有里に涙・・・涙・・・。
4人暮らしの最後の食事当番で、明日香が母親の「ごっちゃり鍋」を歩に作ってあげたのだって、自分で「最後」と決めた食事当番で伝えられる母親の味なんだよなぁ。
そんなこととは知らずに、明日香と一緒に料理したりご飯を食べたりするのを楽しんでいる歩を見ていると、涙が止まらなかったよ~。
これから実家へ戻って、今度は清孝(平泉成)たちに自分なりのお別れをするつもりなんだろう。
明日香が一番苦しいのに、そんな顔を見せずに、ただひたすらに残される人たちの事を思って、今自分にできる事をしてあげている姿にじ~んとする。
明日香がみんなに書いていた手紙・・・歩にだけは、なかなか中身が書けずにいたのもせつなかった。
有里が聡に明日香の病気の事を話すみたいだったけど、それを聞かされたら聡はどんな行動に出るのかな?
これだけ人に気を遣っている明日香だもの。
最後はみんなに囲まれて・・・だけど決して湿っぽくなく、幸せな中で「あぁ、幸せな人生だったなぁ。いい人たちに囲まれていたんだなぁ。」と実感しながら、できれば眠るように旅立ってほしい。(涙)
by cafe-nyoropon | 2004-09-01 23:52 | 2004年7月クール