VOICE~命なき者の声 第9話 「雨を読めた男の死」
2009年 03月 10日
ビルの窓拭きを請け負う会社の社長・宇野が作業時にビルから落下して死亡。
事故と考えられそうなこのご遺体、解剖して調べていくうちに血液から睡眠薬の成分が検出され、自殺って判断されるんだよね。
命綱のストッパーに異常がなかったこと、多額の負債を抱え取立てで追い込まれ精神科に通院していた事、決定的だったのがその睡眠薬の成分だったってわけだ。
自殺と判断されたことで宇野の奥さんが佐川(時任三郎)を訪れ説明を求めに来る。
「あなたが自殺だと判断したことで保険金が下りないんです。これからどうやって生活すればいいんですか?主人は何のために死んだんでしょうか?」
奥さんだからこそ、ご主人の覚悟を理解する事も出来ただろうし、その覚悟の死が無駄になってしまうことがたまらなかったんでしょう。
でも、どんなに泣き崩れられてもどうにもならないことなんだよね。
今までは法医学で真実を解明することが遺族のためになると思って頑張ってきたゼミ生にとっても、これはショックな出来事でしたね。
遺族を苦しめる真実を突きつけてしまうわけですから・・・。
でも、大己(瑛太)だけは「真実に向き合わないでいいなんて事はない」と確固たる信念を持っていました。
宇野さんがいつも腕にしていたガチャガチャの時計を外して亡くなったのは、息子からもらった飛び降りた衝撃で時計を壊したくなかったから。
遺書を残さなかったのは、家族に保険金を残すため。
もし事故死として終わっていたら借金を返すことが出来て、生活も楽になったかもしれないけど、宇野さんの本当の気持ちは分からなかった。
そう言われると納得しなきゃいけないんだろうけど、やはり宇野さんが何のために死を選んだのかを思うと、何となくモヤモヤしたものが残るわけで・・・。
一方で、亮介(生田斗真)の父親・貴之(名高達男)の病院では大変な事が怒ってしまったようですね。
入院していた作家の桜井(田村亮)が急変して亡くなり、奥さん(麻生祐未)がその死に納得できずにいて・・・。
どうやら投薬に問題があったみたいなんだけど、貴之ったらその事実を消し去ってしまいましたよ。
そのことを知ってしまった亮介は、桜井さんの奥さんに「解剖やりませんか?」と声をかけました。
亮介が父親の病院の医療ミスに法医学で立ち向かう事になるんですね。
真実に向き合う勇気を出した亮介、またひとつ乗り越えなくてはならない壁なのかな?
事故と考えられそうなこのご遺体、解剖して調べていくうちに血液から睡眠薬の成分が検出され、自殺って判断されるんだよね。
命綱のストッパーに異常がなかったこと、多額の負債を抱え取立てで追い込まれ精神科に通院していた事、決定的だったのがその睡眠薬の成分だったってわけだ。
自殺と判断されたことで宇野の奥さんが佐川(時任三郎)を訪れ説明を求めに来る。
「あなたが自殺だと判断したことで保険金が下りないんです。これからどうやって生活すればいいんですか?主人は何のために死んだんでしょうか?」
奥さんだからこそ、ご主人の覚悟を理解する事も出来ただろうし、その覚悟の死が無駄になってしまうことがたまらなかったんでしょう。
でも、どんなに泣き崩れられてもどうにもならないことなんだよね。
今までは法医学で真実を解明することが遺族のためになると思って頑張ってきたゼミ生にとっても、これはショックな出来事でしたね。
遺族を苦しめる真実を突きつけてしまうわけですから・・・。
でも、大己(瑛太)だけは「真実に向き合わないでいいなんて事はない」と確固たる信念を持っていました。
宇野さんがいつも腕にしていたガチャガチャの時計を外して亡くなったのは、息子からもらった飛び降りた衝撃で時計を壊したくなかったから。
遺書を残さなかったのは、家族に保険金を残すため。
もし事故死として終わっていたら借金を返すことが出来て、生活も楽になったかもしれないけど、宇野さんの本当の気持ちは分からなかった。
そう言われると納得しなきゃいけないんだろうけど、やはり宇野さんが何のために死を選んだのかを思うと、何となくモヤモヤしたものが残るわけで・・・。
一方で、亮介(生田斗真)の父親・貴之(名高達男)の病院では大変な事が怒ってしまったようですね。
入院していた作家の桜井(田村亮)が急変して亡くなり、奥さん(麻生祐未)がその死に納得できずにいて・・・。
どうやら投薬に問題があったみたいなんだけど、貴之ったらその事実を消し去ってしまいましたよ。
そのことを知ってしまった亮介は、桜井さんの奥さんに「解剖やりませんか?」と声をかけました。
亮介が父親の病院の医療ミスに法医学で立ち向かう事になるんですね。
真実に向き合う勇気を出した亮介、またひとつ乗り越えなくてはならない壁なのかな?
by cafe-nyoropon | 2009-03-10 11:48 | 2009年1月クール



