ホカベン 3 「少年法が守ろうとするもの」
2008年 05月 01日
駅のホームで未成年の少年・徹(佐藤祐基)がサラリーマンの男性・宇佐美(中島けんこう)を突き飛ばし、宇佐美は亡くなった。
灯(上戸彩)は亡くなった宇佐美の妻・千枝子(鈴木砂羽)の示談にはしたくない、少年に刑事罰を・・・という依頼を受ける。
一方で、徹についた弁護士はちゃっかり反省文も書かせ、徹の母・友江(朝加真由美)の希望通り示談を進めようとしてくるわけね。
こうやってドラマで見ているから、徹が本心から反省なんかしてないのに反省文を書いた事が見えるから、絶対に許せない!って思っちゃうよね~。
検察が下した罪名は傷害致死。
家裁送りだけど、保護観察処分が下りれば少年院にも行かず前科もつかない。
人を一人、死に至らしめたくせにそれでいいの?ってどうしても思っちゃうよ。
少年法って何なんだ?って思っちゃうよ。
しかも、亡くなった宇佐美の遺族は夫が亡くなった事で家のローンの返済目途が立たなくなり、家を競売にかけられようとしている。
夫を失った途端、家まで・・・、そして息子が大好きな野球すらできなくなりそうな宇佐美一家を見ていた灯は、示談に応じて宇佐美が残した家を守ろうと提案。
千枝子も同意するんだけど、その時になってみると友江と弁護士は「刑務所に入らなくていいなら示談にする必要はない。」と断るのよ。
弁護士曰く、「示談にはタイミングがある」んだってさ。
よ~く、覚えておかなくっちゃ!だよ。
ここでいつものように杉崎(北村一輝)が、灯にヒントをくれるんですわ。
「刑務所に行かなくていいなら示談にする必要がない」という友江の言葉に、何か意味がある事を・・・。
そして徹に非行歴があること、2年前の傷害事件の時に友江が書いた誓約書に徹が成人するまで責任を負うという一文があることを突き止め、それを突破口にして切り込んだ。
結果、裁判所は和解勧告を出した。
問題はラストだったなぁ。
友江から支払われるお金を受け取りに行くという灯に、杉崎が「持てるか?その金は重いぞ!その重み、覚えておけ!」と言ってたけど、最後まで見て意味がわかったなぁ。
宇佐美の遺族から家を守るために奮闘した灯、結果として今度は相手の家を奪い金を支払わせるという事になってしまったんだよね。
もちろん、何の反省もしてなさそうな徹と友江を見ていたら、それぐらい・・・という気もするけど、こっちの家を守るためにあっちの家をつぶしたと思うと、人としてやりきれなくなる部分があるんじゃないかと思っちゃったよ。
そこを割り切らなきゃ、弁護士って仕事はできないのかもね。
杉崎先生も過去に少年法で苦い経験があるのかな?
墓参りしてた鈴木亜希子という人のお墓、回想シーンで出てきた少女の首つり、トミタダイスケの出所。
これが杉崎をもう一度奮い立たせる事になるのかも・・・。
灯(上戸彩)は亡くなった宇佐美の妻・千枝子(鈴木砂羽)の示談にはしたくない、少年に刑事罰を・・・という依頼を受ける。
一方で、徹についた弁護士はちゃっかり反省文も書かせ、徹の母・友江(朝加真由美)の希望通り示談を進めようとしてくるわけね。
こうやってドラマで見ているから、徹が本心から反省なんかしてないのに反省文を書いた事が見えるから、絶対に許せない!って思っちゃうよね~。
検察が下した罪名は傷害致死。
家裁送りだけど、保護観察処分が下りれば少年院にも行かず前科もつかない。
人を一人、死に至らしめたくせにそれでいいの?ってどうしても思っちゃうよ。
少年法って何なんだ?って思っちゃうよ。
しかも、亡くなった宇佐美の遺族は夫が亡くなった事で家のローンの返済目途が立たなくなり、家を競売にかけられようとしている。
夫を失った途端、家まで・・・、そして息子が大好きな野球すらできなくなりそうな宇佐美一家を見ていた灯は、示談に応じて宇佐美が残した家を守ろうと提案。
千枝子も同意するんだけど、その時になってみると友江と弁護士は「刑務所に入らなくていいなら示談にする必要はない。」と断るのよ。
弁護士曰く、「示談にはタイミングがある」んだってさ。
よ~く、覚えておかなくっちゃ!だよ。
ここでいつものように杉崎(北村一輝)が、灯にヒントをくれるんですわ。
「刑務所に行かなくていいなら示談にする必要がない」という友江の言葉に、何か意味がある事を・・・。
そして徹に非行歴があること、2年前の傷害事件の時に友江が書いた誓約書に徹が成人するまで責任を負うという一文があることを突き止め、それを突破口にして切り込んだ。
結果、裁判所は和解勧告を出した。
問題はラストだったなぁ。
友江から支払われるお金を受け取りに行くという灯に、杉崎が「持てるか?その金は重いぞ!その重み、覚えておけ!」と言ってたけど、最後まで見て意味がわかったなぁ。
宇佐美の遺族から家を守るために奮闘した灯、結果として今度は相手の家を奪い金を支払わせるという事になってしまったんだよね。
もちろん、何の反省もしてなさそうな徹と友江を見ていたら、それぐらい・・・という気もするけど、こっちの家を守るためにあっちの家をつぶしたと思うと、人としてやりきれなくなる部分があるんじゃないかと思っちゃったよ。
そこを割り切らなきゃ、弁護士って仕事はできないのかもね。
杉崎先生も過去に少年法で苦い経験があるのかな?
墓参りしてた鈴木亜希子という人のお墓、回想シーンで出てきた少女の首つり、トミタダイスケの出所。
これが杉崎をもう一度奮い立たせる事になるのかも・・・。
by cafe-nyoropon | 2008-05-01 11:29 | 2008年4月クール