銭ゲバ 最終話 「幸せはどこにあるズラ?」
2009年 03月 18日
いやぁ、最後まで重かった・・・。
でも、見ごたえはあった。
そんなドラマでございました。<(_ _)>
自分の体に巻きつけたダイナマイトの導火線に火をつけた後、風太郎(松山ケンイチ)は幸せな光景を思い描いたのでしょうね。
普通にお金がある暮らしをしていたら、桃子(奥貫薫)の手術も成功しただろう。
健蔵(椎名桔平)だって、普通に働いて家族を愛していただろう。
桃子は元気になり、健蔵は優しかったかもしれない。
宏(近藤公園)を殺すこともなかっただろう。
風太郎自身だって、大学にも行っていたかもしれない。
そこで普通に茜(木南晴夏)に出会っていれば、普通の恋愛をして楽しい日々を過ごしただろう。
そして普通に就職し、結婚し、子供が生まれ、家族を愛しただろう。
ほんのちょっと違ったら、ぜんぜん違う人生だったかもしれない。
だけど、自分が生きてきたのはそんな幸せとは程遠い人生。
幸せになりたかった。
お金があれば幸せになれると思っていた。
しかし、人を騙し、人を殺し、やっと手に入れた金は何も幸せを作り出す事が出来なかった。
爆死する前に怯えて取り乱す風太郎が、実は一番人間っぽかったと思う。
伊豆屋の皆さんに宅配便でお金を届けていた風太郎。
「ベラ定食ごちそうさまでした。おいしかったです。」という手紙を添えて・・・。
伊豆屋の皆さんは、このお金でやり直す事ができるのでしょう。
そして風太郎に金を受け取っていた荻野(宮川大輔)も、その金を使って妻の手術をし、成功したらしい。
風太郎が手を汚して掴んだ「汚い金」が、結果として伊豆屋や荻野を救った事になるんだよね。
だからと言って、風太郎がやってきた事が浄化されてはいけないから、最後は憎々しいメッセージで終わっていったんじゃないだろうか?
「そこら中、歩いてんだぜ。銭ゲバは・・・。じゃあね」
実際にはこの後、爆死ってわけだな・・・。
松山ケンイチにももちろん注目させられた作品だったけど、個人的には木南晴夏ちゃんの演技に釘付けだった。
ミムラも良かったし、椎名桔平さんも奥貫薫さんも良かったなぁ。
音楽もハマってたし、とにかくトータルですごい作品でした。
個人的には今クールのNo.1です!
でも、見ごたえはあった。
そんなドラマでございました。<(_ _)>
自分の体に巻きつけたダイナマイトの導火線に火をつけた後、風太郎(松山ケンイチ)は幸せな光景を思い描いたのでしょうね。
普通にお金がある暮らしをしていたら、桃子(奥貫薫)の手術も成功しただろう。
健蔵(椎名桔平)だって、普通に働いて家族を愛していただろう。
桃子は元気になり、健蔵は優しかったかもしれない。
宏(近藤公園)を殺すこともなかっただろう。
風太郎自身だって、大学にも行っていたかもしれない。
そこで普通に茜(木南晴夏)に出会っていれば、普通の恋愛をして楽しい日々を過ごしただろう。
そして普通に就職し、結婚し、子供が生まれ、家族を愛しただろう。
ほんのちょっと違ったら、ぜんぜん違う人生だったかもしれない。
だけど、自分が生きてきたのはそんな幸せとは程遠い人生。
幸せになりたかった。
お金があれば幸せになれると思っていた。
しかし、人を騙し、人を殺し、やっと手に入れた金は何も幸せを作り出す事が出来なかった。
爆死する前に怯えて取り乱す風太郎が、実は一番人間っぽかったと思う。
伊豆屋の皆さんに宅配便でお金を届けていた風太郎。
「ベラ定食ごちそうさまでした。おいしかったです。」という手紙を添えて・・・。
伊豆屋の皆さんは、このお金でやり直す事ができるのでしょう。
そして風太郎に金を受け取っていた荻野(宮川大輔)も、その金を使って妻の手術をし、成功したらしい。
風太郎が手を汚して掴んだ「汚い金」が、結果として伊豆屋や荻野を救った事になるんだよね。
だからと言って、風太郎がやってきた事が浄化されてはいけないから、最後は憎々しいメッセージで終わっていったんじゃないだろうか?
「そこら中、歩いてんだぜ。銭ゲバは・・・。じゃあね」
実際にはこの後、爆死ってわけだな・・・。
松山ケンイチにももちろん注目させられた作品だったけど、個人的には木南晴夏ちゃんの演技に釘付けだった。
ミムラも良かったし、椎名桔平さんも奥貫薫さんも良かったなぁ。
音楽もハマってたし、とにかくトータルですごい作品でした。
個人的には今クールのNo.1です!
by cafe-nyoropon | 2009-03-18 13:00 | 2009年1月クール